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きょうもどこかで。

日中は、まだまだじわりと暑さが続いていますが、刹那、秋の気配を感じる瞬間がありました。


夜鳴く虫の音に。


庭で鳴く鈴虫は、数年前からその子孫が、心地よい羽音を奏でています。そこに一時、涼しさを感じました。


先人は、音で涼をとっていました。
そよ風に鳴く『風鈴』。風に擦れ合う木の葉が鳴く『葉音』。誰に聞かせるでもなく、森の中で鳴く『清流』。
どれも自然と競演し、美しい調べを奏でています。
『涼しさ』を求めるでもなく、造るでもなく、人間が自然と一体となってそれを得ていたのを感じます。


聴いてる間、少しだけ、時間がゆっくり流れているような気がしました。

 

(スタッフ M)
 

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