実り。

仏教でいう『実り』とは、『知恵』のことらしいです。

仏の知恵とは、仏様の方から私たちに働きかけ、様々なことに執着し、比べ、優劣を気にし、他人を嫉む自分の姿に気づかせ、目覚めさせてくれることです。

この働きを仏教では『光』と表し、仏様の知恵の『光』に照らされ、今まで見えなかったものが見えるように、気づかなかったことに気づくようになります。つまり、煩悩まみれの自分の姿に気づき、ただただ頭がさがるようになるそうです。

道すがら目にした、陽光に輝く稲の穂に思いを馳せました。

（スタッフ　M）